本日は,京都市西京区大原野小塩町にある「よしみね乃里」にやって来ました~!
ここでは,春には西山・大原野名産の筍,秋には旬の松茸を使った料理が味わえます。
中へ入ってみると,店内は広々として,お土産のコーナーは筍の佃煮を始め,地元大原野で採れた新鮮な大根,白菜,かぶらなどを丁寧に漬け込んだ漬物が販売されており,非常に充実しています。
さらに奥に入ると飲食スペースがあり,テーブル席が5つ(合計24名分)あります。
また,3つ(合計14名分)あるお座敷では足をのばしてリラックスできそうですね~!
善峯寺への参拝の帰りに休憩として訪れる方が多いそうです!
それでは食レポスタート!
まず,自家製漬物盛り合わせを注文しました。(税込:550円)
真ん中が赤かぶら,手前が大根の田舎漬け,そこから反時計回りに,日野菜,白菜のぬか漬け,からし菜の5種類です!
どのお漬物もよく漬かっており,味が染み込んで,旨味たっぷり!
一番のおすすめはからし菜です。
食感はシャキシャキしていて,ピリッと舌を刺激する辛さが癖になり,白米を食べる手が止まりません…
からし菜とは,奈良時代から平安時代に中国から伝わってきました。
その名のとおり,からし菜の種子はからしの原料となるそうです。
次に,筍刺身・うどんセットを注文しました!(税込:2,750円)
こちらは珍しい筍のお刺身です。
白いきめ細やかな線がくっきりと!嗚呼,美しい...
わさび醤油と塩と梅肉の3種類の調味料で味の変化を楽しめます。
口に入れるとシャキシャキでみずみずしく,歯ごたえの良い新鮮な筍でした!
おすすめは塩を付けていただく食べ方です。塩を付けることによって,筍本来の素材の香りが存分に活かされ,口の中にふわっと広がります。
次に,筍うどんと筍ご飯のセットです。(税込: 2,420円)
まさか,うどんにまで筍が乗っているなんて...初めていただきました。
1cmほどに厚切りされた筍が5枚乗っていて,うどんの出汁が十分に染み込んでいました。
うどんはこしがしっかりしていて,つるつる~!
のど越しが良く,かつお節ベースのお出汁と相性バツグン!まさに名コンビ!!
さて,続きまして,こちらは山かけそばです。(税込:990円)
とろろは2種類の丸いもをブレンドして作っており,非常に濃厚な味わいでした。
お出汁ととろろが絡み合って,味に深みが出ていました。
また,卵やわさびを絡めると,とてもいいアクセントになります。
お蕎麦やうどんは定番メニューとなっており,年中いただくことができます。
ちなみにきつねうどんのお揚げさんは洛西・大原野にある豆腐の名店,上田とうふさんで作られたものを使用しているそうです。
最後によしみね乃里代表の山田直永様,山田怜奈様にお話を伺いました!
↓本邦初公開,「よしみね乃里」誕生秘話~↓
約60年以上前,京都市左京区の岡崎お漬物屋としてお店を開きました。
その後,善峯寺の住職にご厚意にしていただいていたため,今の大原野小塩町にお店を移し,お漬物屋兼茶店として営業していました。
今あるメニューは,お客様からの要望を受け,その要望を実現していきながら完成させていったものです。
また,西山・大原野についてもお聞きしました!
Q:ズバリ!大原野の魅力は?
A:観光地としてのポテンシャルの高さやと思います!
善峯寺を始め,歴史のある由緒正しい社寺・仏閣が多いので,是非一度は足を
運んでいただきたいですね。
Q:大原野産の筍は時期によって味が違うんですか?
A:3月の後半から徐々に筍の収穫が始まります。
3月の後半から4月上旬にかけては,香りが強いものの,少しえぐみがあり,
小さいものが多いです。
4/10~20の間は,味・柔らかさ・香りのバランスが良く,この間は大原野筍の
最盛期と言われてます。
5月に入ると,えぐみが少なくなりますが,それに伴って,香りも少なくなって
しまいます。
よしみね乃里ではお土産が非常に充実しています。
地元の農家さんが丹精込めて作られた大根,白菜や日野菜のお漬物や佃煮を15種類以上も販売しています!
特に写真の左端の「筍しぐれ」は,大原野の筍が自宅でも味わえるため,人気のお土産となっています。
よしみね乃里へお越しの際は,是非お買い求めください!
●よしみね乃里
営業時間:10:00~17:00
※ 新型コロナウイルス感染症対策のため,営業時間が変更になる可能性
があります。詳細は店舗に直接お問合せください。
定 休 日:なし
住 所:〒610-1133 京都市西京区大原野小塩町703
電 話:075-331-5521
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